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文献詳細

雑誌文献

胃と腸32巻9号

1997年08月発行

今月の主題 胃噴門部領域の病変 (2)癌以外の病変

主題症例

超音波内視鏡下生検組織診断およびFDG‐PETが質的診断に有用であった噴門部平滑筋肉腫の1例

著者: 宮崎信一1 大月和宣1 神津照雄2 菱川悦男1 有馬美和子1 原田昇1 中島光一1 清水英一郎1 有馬秀明1 青木泰斗1 岡崎靖史1 岡住慎一1 菅谷睦1 小出義雄1 落合武徳1 磯野可一1

所属機関: 1千葉大学医学部第2外科 2千葉大学医学部光学医療診療部

ページ範囲:P.1197 - P.1200

文献概要

要旨 患者は50歳,女性.無症状で胃の集団検診を目的とした上部消化管X線検査で病変の存在が指摘された.術前の質的診断として,超音波内視鏡および超音波内視鏡下生検組織診断,FDG-PETで悪性腫瘍が示唆され,噴門側胃切除を施行した.腫瘍は4.7×3cmで病理診断はleiomyosarcomaであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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