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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻1号

1998年01月発行

文献概要

今月の症例

舌癌術後に発生した0-Ⅱc型食道粘膜癌(m1)の1例

著者: 岡村誠介1 伊藤進1 佐野寿昭2

所属機関: 1徳島大学第2内科 2徳島大学第1病理

ページ範囲:P.8 - P.10

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〔患者〕59歳,男性.1993年に舌癌で手術を施行した.1995年7月近医で胃癌を指摘され,超跨波内視鏡検査目的で当科を受診,その際食道に異常を発見された.

〔食道X線所見〕中部食道の後壁に粘膜ひだの途絶と淡い不整形の陰影斑を認めた(Fig.1).陰影斑の境界は不明瞭で長径15mm大,陰影斑内部に1~2mm大の島状の透亮像を認め,空気量の変化で所見が変化し,辺縁に変化は認めなかった(Fig.2,3).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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