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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻1号

1998年01月発行

今月の主題 「胃と腸」33年間の歩みからみた早期癌

主題

「胃と腸」33年間の歩みからみた早期大腸癌―診断と治療の歩みと展望

著者: 長廻紘1

所属機関: 1群馬県立がんセンター

ページ範囲:P.33 - P.46

文献概要

はじめに

 「胃と腸」創刊の辞(早期胃癌研究会代表・村上忠重)の中に,“そして今私が考えていることは‘胃と腸'とした表題が何時“胃と腸”になるかという点である”とある.

 「胃と腸」は早期胃癌という強力な商品をもって登場した.大腸癌に関しては,進行癌が時に話題になるだけで,早期大腸癌は漠然とした概念はあったであろうが,実体は淋しかったはずである.しかし,この創刊の辞にあるように,先人は遠からず大腸癌も胃癌と並んで,診断学の話題を占めるようになることを,予言ないし期待していたわけである.期待違わず,今日の大腸癌,特に早期癌の臨床・研究は隆盛を迎えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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