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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻2号

1998年02月発行

今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望

主題

画像解析による表面形状の三次元記録

著者: 遠藤豊1 高橋寛1 桐原和貴1 神長憲宏1 藤田力也1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院消化器内科

ページ範囲:P.161 - P.166

文献概要

要旨 通常電子内視鏡の連続記録画像を用いた画像解析を行い,病変部表面形状の推定を試みた.連続記録画像上の対応点を順次検索し,視差のある画像問で三角測量の原理を適応させ表面形状の推定を行った.相対的距離計測も可能で机上実験では,0.4%の計測誤差であった.手術材料および臨床例で検討を行ったが,いずれも良好な解析結果が得られた.現時点でリアルタイムの臨床応用は難しいが,内視鏡診断で重要な病変部表面形状が客観的に記録可能となった意義は大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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