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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻2号

1998年02月発行

今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望

主題

MR内視鏡による消化管病変の三次元画像診断

著者: 北原史章1 藤野雅之1 佐藤公1 小嶋裕一郎1 両角敦郎1 久保克浩1 中村俊也1 市川智章2 荒木力2

所属機関: 1山梨医科大学第1内科 2山梨医科大学放射線科

ページ範囲:P.175 - P.180

文献概要

要旨 最新の画像診断法であるMR内視鏡の上部消化管病変への臨床応用について,超音波内視鏡,CT,conventional MRIと比較してその特徴について述べた.使用したMR内視鏡3次試作機は,直視型,外径13mm,全長2,060mm,先端硬性部長43mmである.MR内視鏡からの信号と体表面からの信号とを合わせ,phased array systemによりMR画像を作り出す.MR内視鏡による消化管病変の壁深達度診断は超音波内視鏡などと比べ特に深部において効果を発揮し,ほかの検査法と比較しても条件を変更したり造影できるという効果を合わせ持ち,術前診断における治療法の選択に非常に有効な検査方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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