文献詳細
文献概要
今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か 主題
胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える
著者: 藤野雅之1
所属機関: 1山梨医科大学第1内科
ページ範囲:P.653 - P.653
文献購入ページに移動1.胃癌の診断はどういう内容を含むか
胃癌の診断には,①病変が存在することおよびその部位に関する診断(存在診断),②病変の組織学的な性状に関する診断(質的診断),③病変の拡がりおよび大きさの診断,および④深達度診断の各項目が考えられる.
更に診断的な検査には,集団を対象として異常所見の発見を目的とするスクリーニング検査およびその結果異常を疑われた症例について,その詳細を検討する,いわゆる精密検査の2つがある.
胃癌の診断には,①病変が存在することおよびその部位に関する診断(存在診断),②病変の組織学的な性状に関する診断(質的診断),③病変の拡がりおよび大きさの診断,および④深達度診断の各項目が考えられる.
更に診断的な検査には,集団を対象として異常所見の発見を目的とするスクリーニング検査およびその結果異常を疑われた症例について,その詳細を検討する,いわゆる精密検査の2つがある.
掲載誌情報