icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻4号

1998年03月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か 主題

胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える

著者: 藤野雅之1

所属機関: 1山梨医科大学第1内科

ページ範囲:P.653 - P.653

文献購入ページに移動
1.胃癌の診断はどういう内容を含むか

 胃癌の診断には,①病変が存在することおよびその部位に関する診断(存在診断),②病変の組織学的な性状に関する診断(質的診断),③病変の拡がりおよび大きさの診断,および④深達度診断の各項目が考えられる.

 更に診断的な検査には,集団を対象として異常所見の発見を目的とするスクリーニング検査およびその結果異常を疑われた症例について,その詳細を検討する,いわゆる精密検査の2つがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?