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今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か 主題
胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える
著者: 馬場保昌1
所属機関: 1癌研究会附属病院内科
ページ範囲:P.656 - P.656
文献購入ページに移動 X線検査は胃癌の診断に必要と言うより,私はむしろ重要であると考えている.
日常の診療あるいは検討会などでよく経験することは,撮影者が異常所見に気付かずに撮影した写真でも,必ずと言ってよいほど異常像が写っていることである.これは,遡及的な検討を行う際にも言えることで,X線検査が客観的な診断法であることを示している.そのほか,X線検査の特徴をまとめると,以下のようになろう.
日常の診療あるいは検討会などでよく経験することは,撮影者が異常所見に気付かずに撮影した写真でも,必ずと言ってよいほど異常像が写っていることである.これは,遡及的な検討を行う際にも言えることで,X線検査が客観的な診断法であることを示している.そのほか,X線検査の特徴をまとめると,以下のようになろう.
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