icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻4号

1998年03月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か 主題

胃癌の診断にX線検査は不要か―私はこう考える

著者: 馬場保昌1

所属機関: 1癌研究会附属病院内科

ページ範囲:P.656 - P.656

文献購入ページに移動
 X線検査は胃癌の診断に必要と言うより,私はむしろ重要であると考えている.

 日常の診療あるいは検討会などでよく経験することは,撮影者が異常所見に気付かずに撮影した写真でも,必ずと言ってよいほど異常像が写っていることである.これは,遡及的な検討を行う際にも言えることで,X線検査が客観的な診断法であることを示している.そのほか,X線検査の特徴をまとめると,以下のようになろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?