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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻8号

1998年07月発行

文献概要

今月の主題 胃炎―Sydney SystemとHelicobacter pylori 主題

Helicobacter pylori胃炎の内視鏡像―Helicobacter pyloriの局在診断とその臨床的意義

著者: 郡大裕1 辻秀治1 加藤卓次2

所属機関: 1愛生会山科病院内科 2福井県立大学看護部

ページ範囲:P.1109 - P.1114

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要旨 Helicobacter pylori(H. Pylori)の胃内感染分布を診断しうる診断法であるフェノールレッド色素内視鏡の原理やテクニックを総説し,本法が胃内pHを変動させうる諸因子によって容易に誤反応を呈する可能性があることを述べた.本法によって知られた胃内H. Pyloriの分布状態やその局在を分類し,ことに胃粘膜萎縮とH. Pyloriの局在とのかかわりを臨床的に証明し,更に消化性潰瘍胃におけるH. Pyloriの局在についても述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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