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文献詳細

雑誌文献

胃と腸33巻9号

1998年08月発行

文献概要

今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題 主題研究

サイトメガロウイルス感染症を合併した潰瘍性大腸炎

著者: 青柳邦彦1 金本孝樹1 古賀秀樹1 中村昌太郎1 平川克哉1 蔵原晃一1 檜沢一興1 八尾隆史2 藤島正敏1

所属機関: 1九州大学医学部第2内科 2九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.1261 - P.1265

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要旨 サイトメガロウイルス(CMV)感染は潰瘍性大腸炎の増悪因子の1つとして知られている.なかでも,重症例に多く,中毒性巨大結腸症や予後不良との関連が示唆されている.今回,組織学的および血清学的に評価しえた潰瘍性大腸炎患者14例において,大腸におけるCMV感染,臨床像および大腸X線・内視鏡所見を検討した.その結果,CMV感染を認めた潰瘍性大腸炎4症例では,打ち抜き様潰瘍,地図状潰瘍および縦走潰瘍・びらんを比較的高率に認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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