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文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻1号

1999年01月発行

文献概要

今月の症例

1.内視鏡的腫瘍部分切除によって術前正診が得られた直腸原発stromal tumorの1例

著者: 池端敦1 加賀誠司1 三浦達也1 村上晶彦1 北川正基1 加藤隆幸1 小野満1 冨地信和2 佐藤勉2 小野貞英2

所属機関: 1岩手県立中央病院消化器センター内科 2岩手県立中央病院病理診断センター

ページ範囲:P.6 - P.9

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〔患者〕65歳,女性.1993年3月ごろから肛門痛が出現し,同年4月他院において直腸粘膜下腫瘍を指摘された.手術を勧められたが拒否し,そのまま放置していた.肛門痛の増強と血便出現のため1994年4月に当科を受診し,精査治療のため入院となった.

〔注腸造影所見〕直腸前左壁中心に,径7cm大の表面平滑な隆起性病変が存在し,表面の一部にバリウムの溜まりが認められた(Fig.1a, b).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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