文献詳細
今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点
主題
文献概要
われわれの用いている早期大腸癌(および腺腫)の肉眼型分類とその基準をFig.1,2に示す1)2).肉眼型の判定はホルマリン固定材料で行っている.組織像は病変の高さの判定や,表面陥凹を絶対的陥凹と相対的陥凹3)(Fig.2)とに亜分類する際に参考にするが,組織ルーペ像のみでの肉眼型分類は行わない.
隆起と陥凹から成る病変は,面積的に優位なものを先に記載する(Fig.2).隆起がⅠ型に相当する場合は,Ⅰ+Ⅱc(またはⅡc+Ⅰ)とする.陥凹周囲の隆起は腫瘍,非腫瘍(反応性粘膜)の別を問わない.
隆起と陥凹から成る病変は,面積的に優位なものを先に記載する(Fig.2).隆起がⅠ型に相当する場合は,Ⅰ+Ⅱc(またはⅡc+Ⅰ)とする.陥凹周囲の隆起は腫瘍,非腫瘍(反応性粘膜)の別を問わない.
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