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今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点 主題
早期大腸癌肉眼分類―私の診断基準
著者: 津田純郎1
所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科
ページ範囲:P.21 - P.21
文献購入ページに移動 1.肉眼形態診断基準
1)判定方法
病変の肉眼形態診断は,病理組織標本のマクロ像で行うのが妥当と思われる.しかし,標本の伸展程度により治療前の形態に一致しない場合が多いため,その判定には色素内視鏡像(0.1%indigocarmine撒布)を重視している.また,病変の形態は,空気量による腸管の伸展や観察角度などによって微妙に異なるため,ある程度腸管を伸展させた正面像を基準にして種々の伸展度や観察角度を総合して判定する.
1)判定方法
病変の肉眼形態診断は,病理組織標本のマクロ像で行うのが妥当と思われる.しかし,標本の伸展程度により治療前の形態に一致しない場合が多いため,その判定には色素内視鏡像(0.1%indigocarmine撒布)を重視している.また,病変の形態は,空気量による腸管の伸展や観察角度などによって微妙に異なるため,ある程度腸管を伸展させた正面像を基準にして種々の伸展度や観察角度を総合して判定する.
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