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文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻3号

1999年02月発行

文献概要

特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割 総論 ルーチン検査でわかる消化管疾患とその所見 1.腹部単純X線検査

腹部単純X線検査

著者: 牛尾恭輔1 奥村幸哉1 古賀充1 宮川国久2 水口安則2 森山紀之2

所属機関: 1国立病院九州がんセンター放射線部 2国立がんセンター中央病院放射線診断部

ページ範囲:P.246 - P.254

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要旨 腹部単純X線写真は腹部のいろいろな症状を訴える患者では,ルーチン検査として広く撮影され,実際,診断上で大きな役割を果たしている.今回,腹部単純X線写真の意義を,①腹部単純X線写真のみで直ちに判明する消化管の疾患・病変,②腹部単純X線写真が診断上で確定診断に直結する疾患・病変,③診断上で疑診や次の検査法の選択に有用な疾患・病変,に分けて述べた.このうち,これまであまりよく知られていなかった消化管壁の石灰化による粘膜下腫瘍様の病変,“静脈硬化性大腸炎”についてより詳しく述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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