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文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻3号

1999年02月発行

特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割

各論 US,CT,MRIを使った診断(精密検査)と治療効果の判定 1.食道

3)その他(食道・胃静脈瘤,食道破裂など)

著者: 於保和彦12 豊永純12 境研二12 武田貞子12 宮本安尚12 中野良一12 里雅博12 酒井照博12 小野尚文12 鶴田修12 佐田通夫12 荒木恒敏3 早渕尚文4

所属機関: 1久留米大学医学部第2内科 2久留米大学消化器病センター 3久留米大学高度救命救急センター 4久留米大学放射線科

ページ範囲:P.309 - P.315

文献概要

要旨 USは門脈系や腹腔内の血管や食道・胃壁の状態を観察できることから,門脈圧充進症の診断にも広く用いられている.超音波ドップラー法は門脈血流の計測や,カラー画像による血流方向の同定が可能である.造影CTは,側副血行路の観察に優れ,高速らせんCTは側副血行路の立体的描出を可能にした.一方,MR angiographyは,造影剤を用いることなく三次元的に静脈瘤やその供血路および流出路の描出が可能であり,食道・胃静脈瘤治療前後の血行動態変化の評価に用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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