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文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻3号

1999年02月発行

特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割

各論 US,CT,MRIを使った診断(精密検査)と治療効果の判定 9.消化管出血(食道・胃静脈瘤は除く)

消化管出血(食道・胃静脈瘤は除く)

著者: 水沼仁孝1

所属機関: 1大田原赤十字病院放射線科

ページ範囲:P.449 - P.456

文献概要

要旨 消化管出血の診断に関し,超音波検査ではカラードップラーが血管性病変を検出するのに期待され,MRIでは新しい造影剤を用いた出血点検索法が実験的に成功している.CTではdynamic helical CTが血管造影法よりも出血点同定に有効であり,臨床的にも広く施行されるようになろう.対象としては内視鏡診断が不可能な消化管領域病変,近接臓器疾患,特に肝胆膵領域疾患,門脈系うっ滞を来す疾患,血管性病変である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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