icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻3号

1999年02月発行

特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割

トピックス 新しい画像診断の展開

1.三次元画像診断,virtual endoscopy

著者: 小泉浩一1 小倉敏弘2 高津一朗2 立川智広2 風見明1 半田隆義1 清水建策1 山尾剛一1 甲斐俊吉1 丸山雅一1

所属機関: 1癌研究会附属病院内科 2癌研究会附属病院放射線診断部

ページ範囲:P.457 - P.461

文献概要

要旨 ヘリカルCTによる臓器の三次元表示法を応用し,通常内視鏡と同様の視点を持つ仮想内視鏡像(virtual colonoscopy)や通常注腸二重造影像に近似する仮想注腸二重造影像,管腔内管腔外の情報を併せて表現できるmultiplanner reconstruction(MPR)画像表示と3D画像を併せて表示する3D-MPR画像などの各種三次元表示が可能である.これらにより,病変の位置や立体構造を理解することが容易になる,また,5mm以上の隆起性病変や表面型病変は描出可能で,スクリーニング検査としての可能性も考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら