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文献詳細

雑誌文献

胃と腸34巻5号

1999年04月発行

文献概要

今月の主題 大腸腫瘍内視鏡的切除後の局所再発―腺腫・m癌を中心に 主題

大腸腫瘍内視鏡的切除の根治度判定―私はこうしている―腺腫・m癌を中心に

著者: 丸山雅一1

所属機関: 1癌研究会附属病院内科

ページ範囲:P.660 - P.662

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 内視鏡的切除を行い腺腫ないしm癌と最終診断された病変の治癒判定の問題は,現在は,特殊な場合を除外すれば,さほど重要ではないと筆者は考える.特殊な場合とは,大きな絨毛状腺腫(villous adenoma),ないしはその類似病変を分割切除した場合である.

 本稿の執筆を依頼された方々の多くは,主として,内視鏡的切除の技術的な面を強調されるであろうから,筆者は,その予測とは視点を変えて,特に若い読者層に過去のデータを提示し,そこから得られる教訓めいたものを強調しようと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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