文献詳細
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書評「内科医の薬100―Minimum Requirement 第2版」 フリーアクセス
著者: 松村理司1
所属機関: 1市立舞鶴市民病院
ページ範囲:P.662 - P.662
文献概要
この本は“よい本”だ.“よい薬”についてのとても“よい本”だ.内科の“よい薬”を100種類に絞り込んだコンセプトのすばらしさは,この第2版でももちろん継承されている.4年半の間の“進歩”は汲まれてはいるが,いたずらに“新しい薬”に目移りしているわけではない.文字どおり自家薬籠中の“よい薬”ばかりが取り上げられているのは,秀でた臨床医ならではのセンスである.今回も編集に当たられた北原光夫・上野文昭両先生の見識と指導力の賜物でもあろう.
掲載誌情報