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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌診断の基本所見とピットフォール 序説

早期胃癌診断の基本所見とピットフォール

著者: 八尾恒良1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科

ページ範囲:P.11 - P.12

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 どうして今,胃癌診断の基本所見なのか?

 本号で詳述されるので詳細は省くが,胃癌の基本所見とは教科書にも記載されている早期胃癌に特異的な所見,すなわち胃癌境界線の蚕蝕像,ひだの先細り,やせ,断裂あるいは棍棒状肥大,胃癌病巣内のインゼル,褪色などを意味する.

 これらの所見は病理面では村上忠重先生,佐野量造先生,臨床面では白壁彦夫先生,崎田隆夫先生らを代表とする早期胃癌の先駆者によって確立された所見である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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