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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻10号

2000年09月発行

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書評「Tumor Dormancy Therapy―癌治療の新たな戦略」 フリーアクセス

著者: 小林博1

所属機関: 1(財)札幌がんセミナー

ページ範囲:P.1286 - P.1286

文献概要

 がんの治療はいま,大きな変革の時期にある.今までのがん治療の狙いはがん細胞をできるだけ叩くということで,がんの塊りが縮小すればするほど効果があったと考えられてきた.事実,がんの化学療法はそのような狙いのもとに開発され,それなりの成果を挙げてきた.

 しかしながら,多くのがん患者は強い副作用に悩んできたことから考えると,これが果して理想的な延命効果として評価してよろしいかとなると疑問の余地があった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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