icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻10号

2000年09月発行

消化管病理基礎講座

大腸癌の肉眼像と組織所見の対比

著者: 味岡洋一1 渡辺英伸1 本間照2

所属機関: 1新潟大学医学部第1病理 2新潟大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1300 - P.1306

文献概要

 はじめに

 病変の肉眼像と組織所見との問には一定の対応があり,臨床画像検査に投影される病変の肉眼像からその組織所見を推定することができる(病変の質的肉眼診断,以下肉眼診断).的確な肉眼診断は,観察・分析すべき肉眼所見やそれらと組織所見との対応規則を知ることにより可能となる.このことは,炎症,腫瘍,上部・下部消化管を問わず,基本的には変わらない.本稿では,ホルマリン固定材料から得られた知見をもとに,大腸癌の肉眼所見(肉眼診断)について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら