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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻12号

2000年11月発行

文献概要

今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして 座談会

早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして

著者: 加藤洋1 味岡洋一2 田中信治3 津田純郎4 鶴田修5 藤井隆広6 工藤進栄7 丸山雅一8 斉藤裕輔9 渕上忠彦10 下田忠和11

所属機関: 1癌研究会癌研究所病理 2新潟大学医学部第1病理 3広島大学医学部光学医療診療部 4福岡大学筑紫病院消化器科 5久留米大学医学部第2内科 6国立がんセンター中央病院内視鏡部 7秋田赤十字病院胃腸センター 8早期胃癌検診協会 9旭川医科大学第3内科 10松山赤十字病院消化器科 11国立がんセンター中央病院臨床検査部

ページ範囲:P.1500 - P.1532

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 渕上(司会) 昨年の1月号「Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点」(胃と腸34巻1号,1999)で,いかに各施設,各個人によって肉眼分類がばらついているか,要するに共通の基盤に立っていないということが明らかになりましたので,今回はこれができるだけ統一できないかということで,座談会を開かせていただきます.具体的な症例検討は34巻1号で提示された症例を使います.

 先生方ご存じのごとく,早期大腸癌の肉眼分類,大腸癌取扱い規約の分類は,早期胃癌の肉眼分類が準用されたものです.下田先生が「早期胃癌の肉眼分類の再検討」(胃と腸11巻1号,1976)が今回と同様の目的で企画されたときに携わっておられますので,下田先生からその経緯を簡単に述べていただきます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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