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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻13号

2000年12月発行

文献概要

今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望 序説

21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望

著者: 八尾恒良1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科

ページ範囲:P.1573 - P.1574

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 21世紀後半には現在用いられている消化管画像診断のmodalityのうち,X線検査は消滅し内視鏡検査は精密検査としてますます隆盛となり,CTやMRはルーチン検査として最も用いられる機器になるだろう,という話を数人の若手(と言っても40歳前後)の診断医に話したが反論は聞くことができなかった.

 消化管のX線検査の数はどの施設も年々減少し,胃X線検査による集団検診は情けないことにペプシノーゲン法と比較される始末だし,多くの若い臨床医のX線検査に取り組む姿勢を見ていると,やっぱり駄目かなというのが実感である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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