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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻13号

2000年12月発行

文献概要

今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望 主題

消化管の比較診断学―腫瘍性病変

著者: 牛尾恭輔1 石川勉2 飯沼元3 宮川国久3 森山紀之3

所属機関: 1国立病院九州がんセンター 2栃木県立がんセンター画像診断部 3国立がんセンター中央病院放射線診断部

ページ範囲:P.1575 - P.1589

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要旨 消化管のX線診断には,臓器の特殊性を考慮しながらも各臓器間の壁をはずして,比較検討することが大切である.その中から共通性を見いだして,それを消化管における診断の大系化,統一化に結びつけることが重要である.そこでまず,消化管での臓器の境界部について,その特殊性を述べた.次に臓器の境界部の近傍に生じた,多発潰瘍による変形の共通性について,“比較診断学”の立場から述べた.また,比較診断学の概念を腫瘍に適用し,消化管における比較腫瘍学の視点から,上皮性腫瘍,非上皮性腫瘍,消化管ポリポーシスについて述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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