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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻13号

2000年12月発行

今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望

主題

臓器別からみた形態診断学―胃・十二指腸疾患

著者: 芳野純治1 若林貴夫1 小林隆1

所属機関: 1藤田保健衛生大学第二病院内科

ページ範囲:P.1613 - P.1617

文献概要

要旨 胃・十二指腸病変のうち早期胃癌と消化性潰瘍について形態診断の進歩を「胃と腸」を中心にしてまとめた.これらの疾患では1970年代にほぼ現在のX線・内視鏡診断学は完成されている.1980年代になると,新たに超音波内視鏡検査が加わった.最近ではCT,特にvirtual endoscopyを始めとする各種の三次元画像が登場してきたが,その診断能はまだ十分ではない.今後,科学技術の進歩により各種の検査法が更に進歩し,検査法を選択する幅は広がるであろう.しかし,社会経済環境などの変化により,低侵襲・低コストで,従来の診断能を維持できる検査法が選択されていくであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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