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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻13号

2000年12月発行

今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望

座談会

新しい診断機器開発の隘路と展望

著者: 寺田昌章1 小松研一2 星原芳雄3 八尾建史4 斉藤裕輔5 木田光広6 今井裕7 小倉敏裕8 吉田茂昭9 長南明道10

所属機関: 1オリンパス光学工業株式会社 2株式会社東芝医用システム社 3虎の門病院消化器科 4福岡大学筑紫病院消化器科 5旭川医科大学第3内科 6北里大学東病院消化器内科 7慶應義塾大学医学部放射線科 8癌研究会附属病院放射線科 9国立がんセンター東病院内科 10JR仙台病院消化器内視鏡センター

ページ範囲:P.1650 - P.1674

文献概要

 吉田(司会) 本日はお忙しい中,お集まりいただきましてありがとうございます.この座談会は「21世紀への消化管画像診断学歩みと展望」という号に掲載されることになりますが,診断学が成り立つためには,何と言っても診断機器というものがないと話にならないわけです.そこで“新世紀に向けて今後の診断機器開発の隘路と展望は何か”を語り合おうということになったのですが,そうは言っても故きを温ねて新しきを知るということもありますので,まずメーカー側の立場からご参加をいただいているお二人から“昔の診断機器の開発にあたって,隘路は何で,それをどうやって克服したか”という裏話を聞かせていただければありがたいと思います.

 消化器の診断機器の中で純国産となると,何と言っても胃カメラが第1号ということになるのですが,その開発の大変さはわれわれの想像を絶するものもあったろうと思います.その苦労話が先般のNHKテレビの「プロジェクトX」という番組で紹介されておりましたが,あれを拝見するとどうも,胃カメラ開発の隘路は電球ということになっていたようですが,実際はどうだったのですか.その辺りを寺田さんからご紹介願えますか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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