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書評「ヘリコバクター・ピロリフォーラム―病態と治療の最前線」
著者: 中村孝司1
所属機関: 1帝京大学医学部第3内科
ページ範囲:P.484 - P.484
文献購入ページに移動 竹本忠良教授による本書の「序として」によれば,本書は,1995年から毎年2回開催され,今年で10回目になる「ヘリコバクター・ピロリフォーラム」という,若年研究者による研究会の5年間の結晶がまとめられたものであるという.中高年のいわゆる斯界の権威者を全く含まない,若年研究者だけで作りあげた,活力のあふれる論文が多数並んでいる.
単に自分のデータのみを挙げて結論を主張する原著形式の論文でなく,これまでの多くの成果を十分咀嚼して,総説として書かれているので,Helicobacter pylori(H. pylori)をとりまく諸問題の現況を理解するのに大いに役立つであろう.
単に自分のデータのみを挙げて結論を主張する原著形式の論文でなく,これまでの多くの成果を十分咀嚼して,総説として書かれているので,Helicobacter pylori(H. pylori)をとりまく諸問題の現況を理解するのに大いに役立つであろう.
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