icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻3号

2000年02月発行

--------------------

書評「ヘリコバクター・ピロリフォーラム―病態と治療の最前線」 フリーアクセス

著者: 中村孝司1

所属機関: 1帝京大学医学部第3内科

ページ範囲:P.484 - P.484

文献概要

 竹本忠良教授による本書の「序として」によれば,本書は,1995年から毎年2回開催され,今年で10回目になる「ヘリコバクター・ピロリフォーラム」という,若年研究者による研究会の5年間の結晶がまとめられたものであるという.中高年のいわゆる斯界の権威者を全く含まない,若年研究者だけで作りあげた,活力のあふれる論文が多数並んでいる.

 単に自分のデータのみを挙げて結論を主張する原著形式の論文でなく,これまでの多くの成果を十分咀嚼して,総説として書かれているので,Helicobacter pylori(H. pylori)をとりまく諸問題の現況を理解するのに大いに役立つであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら