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文献詳細

雑誌文献

胃と腸35巻7号

2000年06月発行

文献概要

最近の機器と検査手技

硬度可変式大腸鏡(CF-240A)と脱気チューブを用いたtotal colonoscopy

著者: 多田正大1

所属機関: 1多田消化器クリニック

ページ範囲:P.949 - P.950

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 実用的な大腸内視鏡が開発されてから30年余を経たものの,苦もなく回盲部に挿入できるのは限られた内視鏡医にすぎない.多くの医師はあと一息のところで壁にぶつかり,偶発症の発生頻度も少なくない.そこで挿入をより容易にするためにスコープの機構上の改良が続けられており,挿入性に優れ,しかも安全度も高い大腸鏡のあり方が検討されている.オリンパス光学(株)から新たに市販された硬度可変式大腸スコープ(CF-240A)もこのような目的で開発されたものである.

 硬度可変式スコープ開発の目的

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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