文献詳細
文献概要
最近の機器と検査手技
硬度可変式大腸鏡(CF-240A)と脱気チューブを用いたtotal colonoscopy
著者: 多田正大1
所属機関: 1多田消化器クリニック
ページ範囲:P.949 - P.950
文献購入ページに移動 実用的な大腸内視鏡が開発されてから30年余を経たものの,苦もなく回盲部に挿入できるのは限られた内視鏡医にすぎない.多くの医師はあと一息のところで壁にぶつかり,偶発症の発生頻度も少なくない.そこで挿入をより容易にするためにスコープの機構上の改良が続けられており,挿入性に優れ,しかも安全度も高い大腸鏡のあり方が検討されている.オリンパス光学(株)から新たに市販された硬度可変式大腸スコープ(CF-240A)もこのような目的で開発されたものである.
硬度可変式スコープ開発の目的
硬度可変式スコープ開発の目的
掲載誌情報