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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻10号

2001年09月発行

今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断

主題

治療別にみた胃癌の粘膜内浸潤範囲診断―EMR

著者: 小野裕之1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院内視鏡部

ページ範囲:P.1267 - P.1269

文献概要

はじめに

 EMR(endoscopic musocal resection)を施行する場合における胃癌の粘膜内浸潤範囲診断について,基本的な考え方としては,治療法にかかわらず内視鏡による範囲診断が主であり,何ら特別なものがあるわけではない.EMRにおいても通常観察および色素撒布像を注意深く観察し,癌の辺縁を決定することにより,遺残のない切除が可能となる.肉眼診断そのものについては本特集の内視鏡診断の項を参照いただきたい.本稿ではEMRの際の切除範囲の決定法についてわれわれの考え方を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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