icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻10号

2001年09月発行

--------------------

書評「内視鏡所見のよみ方と鑑別診断 上部消化管」 フリーアクセス

著者: 多賀須幸男1

所属機関: 1多賀須消化器科内科クリニック

ページ範囲:P.1314 - P.1314

文献概要

 一言で評すると,上部消化管の内視鏡検査にたずさわる医師,特にこれから取り組もうとしている者から研修を終わって独り立ちしたばかりの医師には,強力な味方となる必読のテキストである.精読をして,上部消化管の内視鏡歴40年以上の小生も,大いに教えられるところがあった.カンファレンスに参加する時間がない開業医は,診断レベルを維持するため,常に座右に置いて参照するべき本である.

 全体の2/3を占める「所見からみた診断へのアプローチ」の章に,研修医や開業医にいつもつきあっている著者たちが,恐らく最も教えたい,ぜひとも伝授したいと思い続けてきた部分が,1,000枚近い内視鏡写真を示して詳細に解説されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら