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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻12号

2001年11月発行

文献概要

今月の主題 十二指腸の小病変 主題症例

内視鏡的切除を行った十二指腸球部カルチノイドの1例

著者: 滝内比呂也1 平田一郎1 後藤昌弘1 川部伸一郎1 佐々木伸一1 梅垣英次1 田中雅也1 島本史夫1 勝健一1 江頭由太郎2

所属機関: 1大阪医科大学第2内科 2大阪医科大学第1病理

ページ範囲:P.1562 - P.1564

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症 例

 患者:57歳,男性.

 主訴・既往歴・家族歴:特記すべきことなし.

 現病歴:1992年12月の会社健診での上部消化管造影検査にて十二指腸球部の異常を指摘され,1993年4月当科を紹介された.当科外来で行った上部消化管内視鏡検査において,十二指腸球部前壁側にやや黄赤色調の山田Ⅱ型隆起を認めた.同部からの生検にてカルチノイドが疑われたため,精査加療目的にて6月7日当科に入院となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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