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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻13号

2001年12月発行

文献概要

今月の症例

Ⅲ型早期胃癌の1例

著者: 髙木國夫1 岩切啓二1 松永仁1 佐々木富子2 城島嘉昭3 池田栄二4

所属機関: 1林外科病院 2クリニックササキ 3城島クリニック 4慶応義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1586 - P.1588

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 〔患 者〕57歳,男性.主訴は空腹時心窩部痛.既往歴:27歳,十二指腸潰瘍.2000年10月,上記症状を訴え,A医院で胃内視鏡検査を受け,胃角小彎の潰瘍の診断で,生検は陰性であった.2001年5月,再び上記症状のため,B医院で胃内視鏡検査を受け,胃潰瘍辺縁の生検で腺癌が認められ,林外科病院に紹介入院.

 〔胃X線所見〕胃角小彎後壁に12mm大の円形陥凹を認め,陥凹輪郭は平滑(Fig. 1a),圧迫像でニッシェの辺縁に異常を認めない(Fig. 1b).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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