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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻13号

2001年12月発行

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書評「馬場塾の最新胃X線検査法」 フリーアクセス

著者: 今村清子12

所属機関: 1横浜市立市民病院がん検診センター 2日本消化器集団検診学会胃X線撮影法(間接・直接)標準化委員会

ページ範囲:P.1614 - P.1614

文献概要

 “プロジェクトX-挑戦者達-”というNHKのドキュメント番組が高視聴率を得ていると聞く.不況の世の中になって初めて,さまざまな夢を成し遂げた無名の人々のドラマが人の心を打っているのかもしれない.また,感動の涙の後に,何か一つの目標に向かって力を結集させると,とてつもなく大きな成果が上がることを,人々が改めて認識したからであろうか.このたとえを借用させてもらうならば,今回,書評を依頼された「馬場塾の最新胃X線検査法」は10年間にわたって“最良のX線写真を撮る”ことを一意専心のテーマとして挑戦し続けてきた馬場保昌という熱血漢の医師と,その指導のもとに馬場塾を支えてきた放射線技師達のプロジェクトが織り成す苦闘のドラマとも言える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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