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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻13号

2001年12月発行

文献概要

症例

胃原発mantle cell lymphomaの1例

著者: 檜垣正1 重松忠1 竹田奈美1 入江秀和1 平沼修1 吉栖正己1 新木真一1 玉垣俊幸1 田中基夫1 馬場正道2 九鳩亮治3

所属機関: 1済生会滋賀県病院内科 2済生会滋賀県病院病理部 3滋賀医科大学臨床検査医学講座

ページ範囲:P.1687 - P.1692

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要旨 患者は62歳,男性.1999年4月心窩部痛を主訴に当院を受診した.上部消化管内視鏡検査にて胃に不整潰瘍を伴う巨大皺襞を認め,生検で悪性リンパ腫と診断した.胃全摘術を施行し,病理組織診断ではmantle zone由来の中型リンパ球様細胞のびまん性浸潤を認め,それらは免疫組織化学にてCD5とcyclin D1に陽性であり,mantle cell lymphomaと診断した.術後5クールのCHOP療法を行い経過観察中である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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