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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻2号

2001年02月発行

文献概要

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書評「医師とクリニカルパス―臨床各科の実際例」

著者: 小林寛伊1

所属機関: 1関東病院

ページ範囲:P.148 - P.148

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 関東病院においては,1997年以来,クリティカルパス(クリニカルパス)の導入を開始し,爾来,関係各位の研鑽により約100種類のクリティカルパスが作られて来ました.2000年11月4日より新病院開院に伴って,電子診療録およびpicture archiving and communication systems(PACS)を全面的に導入しましたが,2001年3月末までには,電子診療録にクリティカルパスを組み込む予定です.

 クリティカルパスは,本書の第1章に示されている通り,アメリカ合衆国においてdiagnosis related groups/prospective payment system(DRG/PPS)の導入に伴って,入院期間の短縮および医療費の削減を目的に導入されました.当院におきましても,日本におけるDRG/PPS導入を念頭に置いて検討を開始しましたが,クリティカルパスを実際に使い始めて,当初考えたのとは異なった次のようなうれしい効果がわかって来ました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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