文献詳細
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文献概要
世に俊才,俊英と言われる人は少なからずいる.しかし,ひとつのことにこだわり,飽くことなく真理の探求に情熱を燃やし続けることは,単に才能に秀でているだけの人間には決して成就できない業である.そして,工藤の一連の仕事を見続けてきた筆者は,今,ある種の興奮と戦慄を覚えながら,自分の心を震憾させているものは,一体何なのか,を探りたいと念じながらこの小文を書き始めている.
工藤が,この本の中で読者をその気にならせたいと思いつめていることが2つある.1つは,大腸腫瘍の“発育形態分類”であり,もう1つは,“pit pattern分類”である.
工藤が,この本の中で読者をその気にならせたいと思いつめていることが2つある.1つは,大腸腫瘍の“発育形態分類”であり,もう1つは,“pit pattern分類”である.
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