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文献詳細

雑誌文献

胃と腸36巻7号

2001年06月発行

文献概要

今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見 主題

小腸内分泌腫瘍(小腸カルチノイド)

著者: 蓮池典明1 小野裕之1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院内視鏡部消化器科

ページ範囲:P.899 - P.902

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要旨 小腸カルチノイドは本邦では非常にまれな疾患であるとされているが,欧米では小腸腫瘍としては癌に次いで2番目に頻度の高い疾患である.その生物学的悪性度から癌に準じた早期発見,治療が必要とされている.現在小腸腫瘍における画像診断の主流はX線造影検査であるが,将来的に三次元画像診断などの新たな診断技術に期待がかかる.本稿では過去に報告されてきた小腸カルチノイドの画像診断の特徴を中心に,診断のポイントと予後を考慮した取り扱いについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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