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文献詳細

雑誌文献

胃と腸37巻11号

2002年10月発行

今月の主題 消化管のvirtual endoscopy

関連話題

胆膵のvirtual endoscopy

著者: 唐澤英偉1 林直諒1 高崎健1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.1437 - P.1442

文献概要

要旨 胆膵疾患のスクリーニングとして超音波検査やMRCPが施行される.ヘリカルCTやコンピュータ技術の進歩により気管,大血管および腸管などのCT virtual endoscopyが可能となった.胆道・膵臓におけるCT virtual endoscopyの有用性については,今後さらに検討を要するが,胆道や膵管の奇形の評価に期待できる.膵管については,詳細な分岐形態の診断に有用と思われるが,造影法に工夫が必要である.胆道・膵臓におけるCT virtual endoscopyは,端緒についたところであるが,今後デジタル技術の進歩により期待される分野である.さらに超音波やMRCPに代わるスクリーニング法となるか否かについては,今後検討されるべき課題と考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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