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書評「腹腔鏡下大腸手術―アプロ一チ&スタンダードテクニック」 フリーアクセス
著者: 山川達郎1
所属機関: 1帝京大
ページ範囲:P.1670 - P.1670
文献購入ページに移動内容は,第一線でご活躍中の著者ら各人が,固執し,試行錯誤しながら極めた術式の現況を,それぞれ外側,内側アプローチ法,後腹膜アプローチ法などと命名して,懇切丁寧に紹介しています.術式の選択は,一般にいかなる方法で腹腔鏡下手術を始められたかによって決められていると思われますが,原則は皆同じでありますから,これでなくてはならないという規則はありません.ことに手術の難易度は,病変部位,患者さんの体格,手術既往の有無などによっても異なり,また場合によってはいろいろな工夫を必要とするので,まずは今回発刊されたような優れた手技解説書を座右に置き,参考にしながらいかなる事態にも対処できるように技術を磨き,その手技を自分のものにすることが大切です.
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