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文献詳細

雑誌文献

胃と腸37巻3号

2002年02月発行

特集 消化管感染症2002

各論 4.寄生虫性感染症

3)アメーバ性大腸炎―X線・内視鏡診断を主体に

著者: 牛尾恭輔1 川元健二1 岩下生久子1 飯沼元2 宮川国久2 森山紀之2

所属機関: 1国立病院九州がんセンター放射線部 2国立がんセンター放射線診断部

ページ範囲:P.415 - P.427

文献概要

要旨 アメーバ性大腸炎はEntamoeba histolytica囊子に汚染された食物,飲料水などの経口摂取による感染性腸炎に属する.診断は主に,内視鏡や注腸X線による粘膜面の画像診断,生検材料や糞便からの栄養型アメーバ原虫の検出,症状の推移,海外生活歴の有無,免疫低下を来す疾患の有無などにより,総合的に行われる.画像診断に際しては,急性活動期,慢性活動期,消退期,治癒期の各病期において,それぞれ病変の形態上での特徴像を把握しておくことが重要である.各病期における特徴的な所見について,X線・内視鏡診断を主体に述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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