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文献詳細

雑誌文献

胃と腸37巻5号

2002年04月発行

今月の主題 cap polyposisと粘膜脱症候群

主題

cap polyposisの組織診断―国際比較

著者: 渡辺英伸1 橋立英樹1 味岡洋一1 西倉健1 向井玄1 五十嵐俊彦2 櫻井俊弘3 中野浩4 赤松泰次5 山野泰穂6 岩下明徳7 八尾隆史8 石黒信吾9 服部隆則10 小野祐子11 藤盛孝博11

所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合科遺伝子制御講座分子・診断病理分野 2新潟県厚生連病理センター病理科 3福岡大学筑紫病院消化器科 4名古屋保健衛生大学消化器内科 5信州大学光学医療診療部 6秋田赤十字病院消化器科 7福岡大学筑紫病院病理部 8九州大学大学院医学研究院形態機能病理 9大阪府立成人病センター病院病理検査科 10滋賀医科大学病理学第1講座 11獨協医科大学病理学・人体分子 12 13 14 15 16 17 18 19

ページ範囲:P.715 - P.726

文献概要

要旨 cap polyposis(CP)5症例を含む大腸の炎症と腫瘍,24症例,26病変の電子画像組織診断を外国人23名,日本人10名にお願いした.同時に簡単な肉眼所見を添付した.回答が得られたのは,外国人8名,日本人6名であった.本稿の目的であるCP組織診断率(50%以上)は日本で3/6と高く,外国で1/8と低かった.回答内容から判断すると,CPの診断率が外国で低い理由はCPの経験がないか少ないことに起因していると推定された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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