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文献詳細

雑誌文献

胃と腸38巻4号

2003年04月発行

文献概要

特集 全身性疾患と消化管病変 各論 3.膠原病,免疫・アレルギー性疾患

6)Behçet病

著者: 今村哲理1 黒河聖1 安保智典1 本谷聡1 萩原武1 西岡均1 高橋大賀1 上野敦盛1 高橋博之2

所属機関: 1札幌厚生病院胃腸科 2札幌厚生病院皮膚科

ページ範囲:P.547 - P.552

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 Behçet病は口腔潰瘍,陰部潰瘍,眼病変,皮膚病変の4症状の組み合わせで成り,副症状として,関節炎,副睾丸炎,腸管(消化管)潰瘍,血管病変,中枢神経系病変が出現する全身性疾患である.消化管潰瘍は,すべての消化管に発生するが,回盲部に好発する.回盲部の主潰瘍は辺縁鋭利で円形~卵円形を呈し大きく深い.一方,小腸や結腸の潰瘍は多発し,より小型で,しばしばアフタ様を呈する.潰瘍性大腸炎,Crohn病との鑑別は通常容易である.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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