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文献詳細

雑誌文献

胃と腸38巻6号

2003年05月発行

文献概要

消化管造影・内視鏡観察のコツ

〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の撮影装置と造影剤

著者: 杉野吉則1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部放射線診断科

ページ範囲:P.929 - P.932

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はじめに

 消化管X線画像の良し悪しは,検査のテクニックだけではなく撮影装置や造影剤にも大きく依存している.そこで,フィルムや増感紙などを含めた撮影装置および造影剤について,私見を述べる.いずれの製品についても,メーカー間の優劣を比較することになってしまうが,あえてメーカー名は出さないことにする.また,X線装置については高価なのですぐに最新の装置に更新することは難しいが,最近の装置の動向や問題点について説明するので,新しい装置を導入される際には参考にされたい.

参考文献

1)杉野吉則,熊倉賢二,今井裕,他.早期胃癌X線診断における装置・造影剤および検査法の進歩.胃と腸 38 : 11-20, 2003
2)熊倉賢二,杉野吉則,馬場保昌.胃X線診断学─検査編.金原出版,東京,1992
3)杉野吉則.胃のX線検査に適したグリッドの検討.日本医学放射線学会雑誌 48 : 1349-1363, 1988
4)杉野吉則,今井裕,布袋伸一,他.400万画素消化管用DR装置の臨床評価と消化管微細病変の描出能.映像情報 32 : 165-168, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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