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今月の主題 最新の早期胃癌EMR―切開・剥離法 主題
早期胃癌に対する切開・剥離法の工夫―私はこうしている―S-ERHSE法
著者: 石後岡正弘1 草間敬司2 内沢政英2
所属機関: 1勤医協中央病院外科 2勤医協中央病院消化器内科
ページ範囲:P.44 - P.45
文献購入ページに移動当院では1982年より早期胃癌に対してERHSE(endoscopic resection with HSE injection)法を開発し施行してきた1).ERHSE法はいわゆるcutting EMRのoriginatorである.さらに筆者らは1997年10月より通常のERHSE法では一括切除困難と推測される病変に対して粘膜下層直接切離(剥離)によるERHSE(S-ERHSE;submucosal endoscopic resection with HSE injection)法を考案し施行してきた2).S-ERHSE法は本主題である切開・剥離法の中でITナイフ法3)とともにpioneerである.本稿では筆者らが施行しているS-ERHSE法の手技の工夫について症例を呈示して概説する4)5).
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