文献詳細
今月の主題 消化管の画像診断―21世紀の展開
座談会
消化管の画像診断―将来を予測する
著者: 今井裕1 小倉敏裕2 中村哲也3 山本博徳4 田中信治5 八尾隆史6 牛尾恭輔7 田尻久雄8
所属機関: 1東海大学医学部基盤診療学系画像診断学 2癌研究会附属病院放射線部・群馬県立医療短期大学診療放射線学科 3独協医科大学光学医療センター内視鏡部門 4自治医科大学消化器内科 5広島大学光学医療診療部 6九州大学大学院医学研究院形態機能病理学 7九州がんセンター画像診断部 8東京慈恵会医科大学内視鏡科
ページ範囲:P.1679 - P.1696
文献概要
まず最初に画像診断の現状について述べていきたいと思います.今井先生は放射線科で,熊倉賢二先生(慶應義塾大学)のもとで二重造影をずっとされておられました.その後現在ではフラットパネルの診断もされて,最近ではMRI,CTの権威でいらっしゃいます.出発点は二重造影ですから,まず先生から現状の粘膜面の診断に関してお話ししていただけませんか.
掲載誌情報