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印象記
第8回国際消化器病学会に出席して
著者: 岡部治弥1
所属機関: 1九州大学医学部勝木内科
ページ範囲:P.263 - P.264
文献購入ページに移動 チェコの首都プラノ・にて7月5,6日第1回ヨーロッパ内視鏡学会が開かれ,ついで7~13日と第8回国際消化器病学会が開かれた.私は6月25目から7月5日迄のリヨンのSeminarに出席し,それを機にプラハに入ったので,内視鏡学会は間にあわず,消化器病学会のみに出席することができた.印象記を依頼されたが,学会場はA~Gと七会場に細分され,私が出席しえたものは極く一部にすぎず,また旅程の都合上最終日まで出席というわけでもないので,この印象記も私個人の日記,いわばよしの髄から天井のぞく式であることを前もってお断りする.
7月6日午前7時25分,リヨン空港を出発し,フランクフルトで乗りかえて,午前10時30分プラノ・空港につく.機中,レバノン大学消化器内科の教授と名のる仁と隣りあわせ,盛んに胃カメラ,ファイバースコープの事をきかれた.是非使いたいが,何分高くて買えない.日本に行ってみたいが,これがかかるといって栂指と人示指で丸をつくってみせた.この表現は万国共通かなと変なところで感心した.
7月6日午前7時25分,リヨン空港を出発し,フランクフルトで乗りかえて,午前10時30分プラノ・空港につく.機中,レバノン大学消化器内科の教授と名のる仁と隣りあわせ,盛んに胃カメラ,ファイバースコープの事をきかれた.是非使いたいが,何分高くて買えない.日本に行ってみたいが,これがかかるといって栂指と人示指で丸をつくってみせた.この表現は万国共通かなと変なところで感心した.
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