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文献詳細

雑誌文献

胃と腸4巻7号

1969年07月発行

文献概要

今月の主題 胃の変位と変形(2) 症例

早期胃癌を疑わせた良性病変

著者: 増田久之1 大柴三郎1 石岡国春1 上野恒太郎1 山岸悟郎1 五味朝男1 望月福治1 北川正伸1 山形淳1 狩野敦1 菅原悌三1 久道茂1 八子英器1 小檜山満雄1 成田雄1

所属機関: 1東北大学医学部山形内科

ページ範囲:P.863 - P.868

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Ⅰ.はじめに

 胃疾患の診断の進歩とともにより微細な病変がとらえられるようになったが,一方では術前早期胃癌と診断され手術を行ない,良性の病変である症例も少なくない.われわれは最近早期胃癌を疑い手術を行ない,良性病変であった例を経験したので報告し,併せてわれわれの経験した早期胃癌を疑われた良性病変の症例についていささか述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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