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編集後記
著者: 岡部治弥
所属機関:
ページ範囲:P.930 - P.930
文献購入ページに移動 胃のX線診断では,立位充満像における変形の読みがいかに大事であるかということは,古くから多くの学者により強調されてきたところであります.本号では,あえてその変形を取り上げたわけですが,それには,変形にも色々の要素があるので,それを整理してみることと,現在の極めて進歩したX線診断学のレベルで,この変形の意義ないし価値を再検討してみようという二つの目的があったわけです.そういう気持で本号の綜説を読んでいただけますと,変形の意味するもの,更にそのとらえ方,読み方について得るところが大きいと思います.さらに座談会では,この問題について多年熱心に分析研究された方々が自ら築きあげた理論と豊富な体験から,自由に発言したり,珍らしい症例を提示しており,これまた,読者を飽かせないことでしょう.
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