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文献詳細

雑誌文献

胃と腸4巻8号

1969年08月発行

文献概要

今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例 症例

Ⅲ+Ⅱc型早期胃癌の1例

著者: 中井公俔1 竹園賢一1 金田悌二郎2 北小路博央2

所属機関: 1伊香病院内科 2伊香病院外科

ページ範囲:P.995 - P.998

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Ⅰ.緒言

 早期胃癌,特にⅢ型では,比較的大きい潰瘍の辺縁に小範囲の癌があっても,X線的に癌と診断することはかなり困難である.したがって術前に癌と診断するためには内視鏡的に経過を追うか,細胞診に成功した場合であろう.われわれは胃潰瘍と診断されて4年後に,Ⅲ+Ⅱc型早期胃癌として手術した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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