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文献詳細

雑誌文献

胃と腸4巻8号

1969年08月発行

今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例

症例

成人にみられた肥厚性幽門狭窄症の1例

著者: 漆崎一朗1 福田守道1 池田成之1 井林淳1 松田幹人1

所属機関: 1札幌医科大学癌研究所内科

ページ範囲:P.1015 - P.1020

文献概要

Ⅰ.緒言

 成人にみられる肥厚性幽門狭窄症はきわめて稀な疾患とされ,レ線および内視鏡技術の発達にもかかわらず術前の確定診断はなお困難である.最近われわれはレ線透視および内視鏡所見より幽門部胃polyposisを疑い,術後切除胃標本の組織学的検査により肥厚性幽門狭窄症と診断された1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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